第1問 今回も仕訳問題!きちんと対策していれば余裕で満点取れた問題です!
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第1問は今回も【仕訳】問題でした。5問とも過去に似たような形式の問題が出題されていましたので、過去問対策をきちんとやっていれば十分満点が狙える回だったと思います。事実、アンケートでも多くの方が「かなり簡単だった」と回答しています。
問1は手形の割引きに関する問題です。特に解説するところがないぐらい簡単でしたので、仕訳の過去問対策をきちんとやっていた方にとってはボーナス問題になったと思います。第109回の問4・第119回の問1・第125回の問5とほとんど同じ形式の問題です。
問2は債権の貸倒れに関する問題です。貸倒れた売掛金のうち25,000円については引当金を取り崩して充当し、残りの5,000円については貸倒損失勘定で処理します。問1と同様、過去問(第101回の問2・第109回の問1・第116回の問4・第120回の問5)とほとんど同じ形式のボーナス問題です。
問3は仕入取引・前払金に関する問題です。【前払金に関する仕訳】と【買掛金に関する仕訳】に分けて考えると分かりやすいです。この問題も第115回の問3とほとんど同じ形式の問題でしたので、仕訳の過去問対策をきちんとやっていた方にとってはボーナス問題になったと思います。
問4は立替金・所得税の源泉徴収に関する問題です。【所得税の源泉徴収に関する仕訳】と【従業員への立替金に関する仕訳】と【残額の支払いに関する仕訳】の3つに分けて考えると分かりやすいです。この問題も過去問とほとんど同じ形式の問題でしたので、仕訳の過去問対策をきちんとやっていた方にとってはボーナス問題になったと思います。
問5は固定資産の購入に関する問題です。不動産業者への仲介手数料(=付随費用)20,000円を取得原価に含めて処理する点さえ分かっていれば、どうってことはない簡単な問題でした。問1~問4と同様、過去にも同じような形式で何度も問われていますので、きちんと対策していた方にとってはボーナス問題になりました。
なお、各問の詳細な解説に関しては、仕訳問題対策のほうで個別にまとめましたので、必要に応じてご覧いただければと思います。(仕訳問題対策に掲載しているのは過去問類題ですので、過去問の解答仕訳とは異なる点に留意してください)
最後に、仕訳問題の解答手順をもう一度確認しておいてください。最近の試験では・・・第124回の2級で現金預金勘定を使う仕訳問題が出題されましたが、勘定科目のチェックを怠ってしまった受験生は、現金勘定や当座預金勘定を使って解答してしまい、それだけでマイナス12点になってしまいましたので、練習時から「勘定科目のチェック」を忘れないようにしてください。
- 問題文を読んで、一度、問題用紙の余白部分に仕訳をする
- 問題で列挙されている勘定科目を使っているか確認する
- ない場合は代替できる勘定を探す(例・従業員預り金→預り金など)
- 解答用紙に仕訳をする
第2問 誰も予想できなかった「補助簿の選択」問題!でも中身はかなり簡単!
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第2問は【帳簿組織】の補助簿の選択に関する問題でした。簿記検定ナビをはじめ、多くの専門学校が帳簿組織からの出題を予想していましたので、手形記入帳、売掛金・買掛金元帳、商品有高帳の作成問題などを想定して勉強していた方が多かったと思います。
ただ、蓋を開けてみると第126回で出題されたばかりの「補助簿の選択」だったので、面食らってしまった方も多かったと思いますが、問題の内容自体はオーソドックスなものでしたので、過去問対策をきちんとやっていた方にとっては意外とボーナス問題になったのではないでしょうか。アンケートでも多くの方が「かなり簡単だった」と回答されています。
具体的な解き方としては・・・各取引の仕訳を切って、どの帳簿に記入されるのかひとつひとつ判断していくだけです。本問は、商品有高帳と小口現金出納帳の取り扱いがカギになりますので、その点に気をつけて解答するようにしてください。
(1)の取引の仕訳
| 借方科目 | 金額 | 貸方科目 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 仕入 | 90,000 | 当座預金 支払手形 |
30,000 60,000 |
借方の「仕入」に関しては、仕入帳に記入するとともに商品の受け払いを記入する商品有高帳にも記入することになりますので、気をつけてください。貸方の「当座預金」に関しては当座預金出納帳に、「支払手形」に関しては支払手形記入帳にそれぞれ記入することになります。
解答:仕入帳・商品有高帳・当座預金出納帳・支払手形記入帳
(2)の取引の仕訳
| 借方科目 | 金額 | 貸方科目 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 受取手形 売掛金 |
40,000 68,000 |
売上 | 108,000 |
借方の「受取手形」に関しては受取手形記入帳に、「売掛金」に関しては得意先元帳に記入することになります。貸方の「売上」に関しては売上帳に記入するとともに商品の受け払いを記入する商品有高帳にも記入することになりますので、気をつけてください。
解答:受取手形記入帳・得意先元帳・売上帳・商品有高帳
(3)の取引の仕訳
| 借方科目 | 金額 | 貸方科目 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 当座預金 | 400,000 | 受取手形 | 400,000 |
借方の「当座預金」に関しては当座預金出納帳に、貸方の「受取手形」に関しては受取手形記入帳に記入することになります。
解答:当座預金出納帳・受取手形記入帳
(4)の取引の仕訳
| 借方科目 | 金額 | 貸方科目 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 買掛金 | 60,000 | 売掛金 | 60,000 |
借方の「買掛金」に関しては仕入先元帳に、貸方の「売掛金」に関しては得意先元帳に記入することになります。
解答:仕入先元帳・得意先元帳
(5)の取引の仕訳
| 借方科目 | 金額 | 貸方科目 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 交通費 消耗品費 通信費 雑費 小口現金 |
8,000 3,900 7,200 4,100 23,200 |
小口現金 当座預金 |
23,200 23,200 |
または
| 借方科目 | 金額 | 貸方科目 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 交通費 消耗品費 通信費 雑費 |
8,000 3,900 7,200 4,100 |
当座預金 | 23,200 |
まず、仕訳に関してですが、問題文の「直ちに補給が行われ」から、小口現金勘定を経由する上の仕訳と、小口現金勘定を経由しない下の仕訳の2つが考えられます。
ただ、小口現金勘定を経由してもしなくても、小口現金出納帳に「支払いの内訳」と「入金の事実」を記入することに変わりはありませんので、間違えてしまった方は小口現金出納帳の記入欄を再確認しておいてください。なお、貸方の「当座預金」に関しては当座預金出納帳に記入することになります。
解答:小口現金出納帳・当座預金出納帳
第3問 試算表作成問題は「下書き用紙の書き方」がポイントになります!
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第3問は予想通り【試算表作成問題】で、平成22年12月31日の繰越試算表に、平成23年1月の取引23個を反映させて、平成23年1月末の残高試算表を作成させる問題でした。
質・量ともに過去問レベルの普通の問題でしたので、きちんと過去問対策していれば満点が狙える問題だったと思います。アンケートでも半数以上の方が「かなり簡単だった」「やや簡単だった」と回答されています。
解答方法について
試算表作成問題の解答方法については、下書き用紙に全取引の仕訳を書きだした上で集計する方法と、頻出勘定(仕訳によく出てくる勘定)についてT勘定を設定し、その他の勘定については問題文で与えられている繰越試算表の両端の余白に書き込んだり、解答用紙に直接書き込んでいく方法の2つがあります。
第126回試験・第127回試験の試算表作成問題のように、月中取引の資料が勘定科目別・帳簿別で与えられている場合は、二重仕訳を考慮する必要がありますので、前者の方法で解くことをおすすめします。一方、本問のように月中取引の資料が日付別で与えられている場合は、二重仕訳を考慮する必要はありませんので、後者の方法で解くことをおすすめします。
T勘定を設定すべき勘定について
3級の試算表作成問題をT勘定を使って解く場合は、現金勘定・当座預金勘定・売掛金勘定・買掛金勘定・受取手形勘定・支払手形勘定・仕入勘定・売上勘定の8つについては必ずT勘定を作ってください。なお、その他の勘定については臨機応変に対応することになりますが、基本的には繰越試算表の両端の余白に書き込んだり、解答用紙に直接書き込むことになります。
- 必ず設定すべきT勘定
現金勘定、当座預金勘定、売掛金勘定、買掛金勘定、受取手形勘定、支払手形勘定、仕入勘定、売上勘定
具体的な解答手順について
まず下書き用紙にT勘定を設定し、資料Ⅰで与えられている繰越試算表の数字をT勘定に反映(期首残高に金額を記入。仕入勘定と売上勘定は期首残高がないのでそのまま)させた後、資料Ⅱの月中取引の仕訳を頭の中で考えて、T勘定を設定している勘定についてはT勘定に、設定していないものについては、資料Ⅰの繰越試算表の両端の余白または解答用紙に直接記入していくことになります。
次に、資料Ⅱの月中取引を全て処理し終わったら、下書き用紙のT勘定を締め切り、各T勘定の残高を解答用紙に記入していきます。同様に、T勘定を設定していない勘定で、資料Ⅰの繰越試算表の両端の余白に書いていたものも忘れずに解答用紙に記入してください。
下の画像は、管理人が問題を解く際に実際に書いた下書き用紙です。T勘定を使った解き方がよく分からない方は参考にしてください。最初は解答を見ながら下書きの練習をすると良いと思います。
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第4問 引出金・資本金に関する勘定記入の問題!まずは仕訳のイメージを!
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第4問は【勘定記入】の問題でした。1つ1つの取引自体はそれほど難しくないですが、苦手にしている方が多い決算振替仕訳が出てきたり、資本金勘定の前期繰越高を逆算する必要がありましたので、問題自体の難易度としては普通か、やや難しいレベルになると思います。
それでは、さっそく問題を解いていきましょう。本問のような勘定記入の問題は、まず下書き用紙に引出金勘定・資本金勘定を書くことをおすすめしますが、資本金勘定の前期繰越高は最初の時点では分かりませんので空欄のままにしておきます。
ただ、次期繰越高については問題文の「期末資産総額は6,250,000円、期末負債総額は2,540,000円である」から、純資産=資産-負債という計算式に当てはめることにより算定可能ですので、この時点で3,710,000円と書きこんでおくと良いと思います。
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次に期中仕訳・決算整理仕訳・決算振替仕訳を下書き用紙に書き出しますが、仕訳については第1問対策をきちんとやっていれば、特に問題なく正しい仕訳を導き出せたと思います。
| 借方科目 | 金額 | 貸方科目 | 金額 | |
|---|---|---|---|---|
| 3月10日 | 引出金 | 100,000 | 現金 | 100,000 |
| 4月28日 | 引出金 租税公課 |
20,000 30,000 |
現金 | 50,000 |
| 10月20日 | 引出金 | 10,000 | 仕入 | 10,000 |
| 借方科目 | 金額 | 貸方科目 | 金額 | |
|---|---|---|---|---|
| 12月31日 | 資本金 | 130,000 | 引出金 | 130,000 |
| 12月31日 | 資本金 | 160,000 | 損益 | 160,000 |
仕訳をした後、下書き用紙の引出金勘定・資本金勘定を分かるところからどんどん埋めていきますが、簡単な作業ですのでこちらについては特に問題ないと思います。
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最後に、空欄となっている資本金勘定の前期繰越高を貸借差額で算定して、下書き用紙の引出金勘定・資本金勘定を完成させ、解答用紙に答えを移記します。
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第5問 量は普通でしたが、各取引の難易度が少し高めの精算表作成問題!
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第5問は、量は普通でしたが、各取引の難易度が少し高めの【精算表作成問題】でした。解答手順としては、(1)決算日までに判明した未記帳事項と、(2)期末整理事項等の全取引の仕訳を下書き用紙に書き出した上で、それらを集計して精算表の修正記入欄に反映させ、損益計算書と貸借対照表を完成させるのが一番良いと思います。
| 借方科目 | 金額 | 貸方科目 | 金額 | |
|---|---|---|---|---|
| (1) | 仮受金 | 75,000 | 売掛金 前受金 |
60,000 15,000 |
| (2) | 備品 | 240,000 | 仮払金 未払金 |
150,000 90,000 |
| (3) | 買掛金 | 56,000 | 受取手形 | 56,000 |
(2)については、引取運賃12,000円を取得原価に含めて処理する点に気をつけてください。(1)(3)については、簡単な仕訳ですので特に問題ないと思います。
| 借方科目 | 金額 | 貸方科目 | 金額 | |
|---|---|---|---|---|
| (1) | 貸倒引当金繰入 | 10,700 | 貸倒引当金 | 10,700 |
| (2) | 有価証券評価損 | 185,000 | 売買目的有価証券 | 185,000 |
| (3) | 売上原価 売上原価 繰越商品 |
462,000 19,085,000 444,000 |
繰越商品 仕入 売上原価 |
462,000 19,085,000 444,000 |
| (4) | 減価償却費 | 353,000 | 建物減価償却累計額 備品減価償却累計額 |
225,000 128,000 |
| (5) | 未収利息 | 15,600 | 受取利息 | 15,600 |
| (6) | 前払保険料 | 99,000 | 保険料 | 99,000 |
| (7) | 消耗品 | 18,300 | 消耗品費 | 18,300 |
| (8) | 受取家賃 | 46,000 | 前受家賃 | 46,000 |
(1)の貸倒引当金の繰入については、決算日までに判明した未記帳事項のところで認識した、売掛金60,000円と受取手形56,000円の減少を忘れずに考慮してください。
(3)の売上原価算定の仕訳については、売上原価の行で算定する際の語呂「浮く牛食う(うくうしくう)」を知っているか知らないかだけの問題です。日商簿記検定と語呂暗記ページで詳しく紹介していますので、この語呂を知らない方はこの機会に覚えておいてください。
(4)の減価償却費については、備品を「旧備品」と「新備品」に分けた上で、「新備品」のほうは月割計算する点に気をつけてください。
(6)の費用の繰延べについては、ほぼ毎回出題される頻出論点ですので、ここで考え方・処理方法を確認しておきたいと思います。まずは前期末の仕訳を考えてみましょう。
| 前期末の(費用の繰延べの)仕訳 | |||
|---|---|---|---|
| (借)前払保険料 | 9か月分の保険料 | (貸)保険料 | 9か月分の保険料 |
ちなみに、上記仕訳の金額部分に書かれている「9か月分の保険料」というのは、今年度の1月から9月末までの9か月間に期間按分された保険料を意味します。この時点では具体的な金額が分からないので、暫定的に「9か月分の保険料」としています。次に、この仕訳を参考にして期首の再振替仕訳を考えます。
| 【1月1日】再振替仕訳 | |||
|---|---|---|---|
| (借)保険料 | 9か月分の保険料 | (貸)前払保険料 | 9か月分の保険料 |
上記の仕訳については、前期末の仕訳の逆仕訳をするだけなので特に問題ないと思います。では次に、10月1日(保険料支払日)の仕訳を考えてみましょう。
| 【10月1日】1年分の保険料を支払った時の仕訳 | |||
|---|---|---|---|
| (借)保険料 | 12か月分の保険料 | (貸)現金など | 12か月分の保険料 |
この結果、解答用紙の残高試算表に記載されている保険料231,000円というのは、9か月分の保険料+12か月分の保険料=21か月分の保険料の金額ということになりますので、231,000円を21か月で割ると、1か月あたりの保険料が11,000円であることが分かります。
1か月あたりの保険料を算定することが出来たら、最後に費用の繰延べの仕訳を考えることになりますが、この仕訳の金額については今までのように「~か月分の保険料」という形ではなくて、1か月あたりの保険料を元に正しい金額を記入します。具体的には、9か月分の費用の繰延べを行いますので、1か月あたりの保険料11,000円×9か月=99,000円ということになります。
| 【解答】費用の繰延べの仕訳 | |||
|---|---|---|---|
| (借)前払保険料 | 99,000 | (貸)保険料 | 99,000 |
この費用の繰延べの仕訳を切ることによって、21か月分計上されていた「保険料」勘定が12か月分に訂正され、正しい金額が損益計算書に記入されることになります。
(7)の消耗品の処理については、解答用紙の残高試算表に「消耗品費 98,000円」とありますので、購入時には消耗品費勘定で処理しておいて、期末時に未費消分を消耗品勘定に振り替える方法を採用していると判断します。
(8)の収益の繰延べについては、(6)と同様、躓く方が多い論点ですので、ここで考え方・処理方法を確認しておきたいと思います。まずは前期末の仕訳を考えてみましょう。
| 前期末の(収益の繰延べの)仕訳 | |||
|---|---|---|---|
| (借)受取家賃 | 2か月分の家賃 | (貸)前受家賃 | 2か月分の家賃 |
ちなみに、上記仕訳の金額部分に書かれている「2か月分の家賃」というのは、今年度の1月から2月末までの2か月間に期間按分された家賃を意味します。この時点では具体的な金額が分からないので、暫定的に「2か月分の家賃」としています。次に、この仕訳を参考にして期首の再振替仕訳を考えます。
| 【1月1日】再振替仕訳 | |||
|---|---|---|---|
| (借)前受家賃 | 2か月分の家賃 | (貸)受取家賃 | 2か月分の家賃 |
上記の仕訳については、前期末の仕訳の逆仕訳をするだけなので特に問題ないと思います。では次に、3月1日と9月1日の(家賃受取日)の仕訳を考えてみましょう。
| 【3月1日】半年分の家賃を受け取った時の仕訳 | |||
|---|---|---|---|
| (借)現金など | 6か月分の家賃 | (貸)受取家賃 | 6か月分の家賃 |
| 【9月1日】半年分の家賃を受け取った時の仕訳 | |||
| (借)現金など | 6か月分の家賃 | (貸)受取家賃 | 6か月分の家賃 |
この結果、解答用紙の残高試算表に記載されている受取家賃322,000円というのは、2か月分の家賃+6か月分の家賃+6か月分の家賃=14か月分の家賃の金額ということになりますので、322,000円を14か月で割ると、1か月あたりの家賃が23,000円であることが分かります。
1か月あたりの家賃を算定することが出来たら、最後に収益の繰延べの仕訳を考えることになりますが、この仕訳の金額については今までのように「~か月分の家賃」という形ではなくて、1か月あたりの家賃を元に正しい金額を記入します。具体的には、2か月分の収益の繰延べを行いますので、1か月あたりの家賃23,000円×2か月=46,000円ということになります。
| 【解答】収益の繰延べの仕訳 | |||
|---|---|---|---|
| (借)受取家賃 | 46,000 | (貸)前受家賃 | 46,000 |
この収益の繰延べの仕訳を切ることによって、14か月分計上されていた「受取家賃」勘定が12か月分に訂正され、正しい金額が損益計算書に記入されることになります。
まとめ
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アンケート結果を見る限りでは、今回の試験は第1問・第2問がボーナス問題、第3問がやや簡単な問題、第4問・第5問がやや難しい問題で、総合的には普通レベルの問題・・・という意見が多かったようです。ちなみに、合格率は36.6%とだいたい平均ぐらいの数字でしたので、きちんと勉強した人が順当に合格できる試験回だったと思います。
日商簿記検定3級の勉強法については、「テキストと問題集を何度も繰り返し、ある程度力が付いてきたら過去問・予想問題を購入して典型論点の問題をこなしておく」という王道的なスタイルできちんと勉強すれば、よっぽどのことがない限り短期&1発合格できますので、地道にコツコツ勉強するようにしてください。
なお、過去問・予想問題を解く際には「必ず時間を計ってやること」「なるべく少ない下書きで正解が導き出せるように毎回工夫すること」の2点に気をつけてください。計測したタイムは解答用紙に記入しておき、回数を重ねるごとに短縮できているか毎回チェックし、下書き用紙については捨てずに解答用紙に挟んでおいて、前回のものと比べられるようにしておいてください。











